【2022最新】SEOとは?初心者向け基礎知識と対策、改善法

当記事では、SEOについて解説していきます。

SEOは、昨今ではマーケティング手法の一つとして一般的になってきています。Webサイトへのアクセスを伸ばし、サービスへの問い合わせや購入数を増やすために、多くの個人・企業が取り入れています。

なおSimilarwebの調査では、2022年7月時点で、日本国内の検索エンジンシェアはGoogleが72%、Yahoo!が23%です。

出典:similarweb

Yahoo!はGoogleのアルゴリズムを使っているため、実質的にはGoogleの検索エンジンが95%のシェアを獲得しています。

よって今回は主にGoogle検索エンジンに対するSEOについて、初心者でもわかるよう基礎から対策や改善法をご紹介していきます。

目次

\ 筆者情報 /

たくろー
くくのち管理人・SEOマニア
とある企業でインハウスSEO担当をしています。当サイト「くくのち」では、個人サイト規模でも活かせるWeb分析に関するナレッジをメモしています。記事内容でわからないことがありましたら、ぜひ気軽にお問い合わせください。できるだけお答えいたします。

SEOとは

SEOとは「Search Engine Optimization」の略称です。

日本語では「検索エンジン最適化」と呼ばれ、検索エンジンが特定のWebコンテンツを適切に読み取れるよう、コーディングやコンテンツ内容を最適化することを指します。

SEO対策とは

SEO対策とは、SEOを実現するための取り組み全般を指します。

SEO対策は主にマーケティングの一環で取り入れられ、多くのケースで商品販売や問い合わせ数の獲得を目的としています。

見込み客の課題を言語化し、解決するために検索するキーワードまで具体化したうえで、そのキーワードの検索結果における上位表示を目指します。すると自分達の見込み客だけを、検索エンジン経由でWebサイトに呼び込むことに繋がります。

今では個人・企業問わず、多くのマーケティングシーンにおいてSEO対策が取り入れられています。

SEO対策のメリット・デメリット

ここでは、SEO対策を取り入れるメリットとデメリットについて解説していきます。

メリット

  • 広告宣伝費を抑えられる
  • サービスローンチ前から仕込める
  • コンテンツやドメインの資産化に繋がる

SEO対策のメリットは、広告宣伝費を抑えられることです。SEO対策にかけるコストはあるものの、検索エンジンに表示させること自体は無料ですから、成果が出た場合は広告を出稿し続ける場合と比べて費用を抑えられます。

またサービス開始前からサービスサイトをSEO対策で上位表示させておくことで、ローンチ後のブーストに繋げられる可能性もあります。

SEO対策を施した豊富なコンテンツが公開されており、多くの良質なリンクのついたドメインは、それ自体が資産にもなります。

デメリット

  • 成果が出るのに時間が掛かる
  • 確実性がない
  • 専門知識が必要

SEO対策は、取り組みを始めてから成果が出るまでに時間が掛かります。多くの場合、一定の成果が見えるまでに半年から1年ほど掛かり、キーワードによっては年単位で攻略が必要になることも少なくありません。

しかも取り組みを続けても、確実に上位表示できる保証はどこにもありません。また一旦成果が出たとしても、順位下落のリスクは常につきまといます。

効率よくSEO対策に取り組むには、Webに関する幅広い専門知識も必要になります。

SEOから検索順位が決まる流れ

WebコンテンツのSEO対策に取り組んだあと、検索順位が決まる流れを解説しておきます。

検索順位の決定は「①クロール②インデックス③ランキング決定」の3段階で行われます。

1. クロール

まずはWebページに対してクロールが行われます。

検索エンジンにはクローラーと呼ばれるロボットが存在し、そのクローラーが世界中のWebサイトを巡回し、ページ内容を取得することをクロールと呼びます。

2. インデックス

クローラーがクロールして得られたページ情報が、検索エンジンのデータベースに保管されたものをインデックスと呼びます。Google社は、Google検索の仕組み解説ページにて、検索インデックスを「図書館のようなもの」と表現しています。

3. ランキング表示

検索インデックスの情報をもとに、検索エンジンが独自のアルゴリズムに沿ってランキングを決定します。

具体的には検索された単語、ページの関連性や有用性、ソースの専門性、ユーザーの位置情報や設定などをもとにして、検索結果を表示します。

つまりは対策する検索キーワードごとに最適なコンテンツを用意することが、SEO対策において大切なことです。

SEO対策の方法

SEO対策の方法は、大きく3種類に分けられます。すべて大切ですから、一通り知っておいてください。

内部SEO(テクニカルSEO)

内部SEO(テクニカルSEO)は、主にWebサイトのコーディングに関わる部分のSEOを指す言葉です。

Google がコンテンツを見つけられるようにしたうえで、さらにGoogle(とユーザー)がコンテンツを理解できるようにすることを目的に対策します。具体的には、<title>タグやメタディスクリプション、見出しタグ、パンくずリストなどに関する内容です。

内部SEOに関するガイドラインは、Google社が『検索エンジン最適化(SEO)スターター ガイド』にて公開しています。

コンテンツSEO

コンテンツSEOとは、読者とクローラーにとって良質なコンテンツを発信して集客するSEO手法です。

見込み客の課題を解決する良質なコンテンツを作成・公開していくのが、根本的な施策です。またコンテンツ同士の繋がりを示す「内部リンク」構造の整理も、コンテンツSEOと内部SEOの中間のような分野にはなりますが、SEO対策において同様に大切なことです。

いまや多くの企業やサービスがコンテンツSEOに取り組んでおり、たとえばスポーツジムの公式サイトが「筋トレのノウハウ」に関する豊富なコンテンツを公開して、見込み客を集めている事例があります。また多くの転職サイトが、Webサイト内で「転職ノウハウ」のコンテンツを公開して、転職しようと考えるビジネスパーソンを集客しています。

公式サイトに商品紹介ページを置くだけの時代は終わり、多くの企業がマーケティングにコンテンツSEOを取り入れる時代になりました。

外部SEO

外部SEOとは、被リンクやサイテーションを獲得し、Web上における自分たちの知名度や評価を上げる施策を指す言葉です。

検索順位の決定においてページの「専門性、権威性、信頼性」が大切だと言われており、それらを評価する一つの指標として被リンクが用いられていると、Google社も下記の通り公言しています。

たとえば、その判定を支援するために使用している要因の 1 つに、そのコンテンツへのリンクまたは言及が他の著名なウェブサイトに含まれているか把握するということがあります。含まれていれば、多くの場合、その情報の信頼性が高いことを示す十分なしるしとなります。

出典『Google検索の仕組み

しかし自動生成やスパムなどの低品質なリンクに意味はありません。あくまで評価の高いドメインから、自然な被リンクを受けることが外部SEOに繋がります。

SEOの改善方法

では、実際にWebサイトのSEOを改善する方法を解説していきます。

Webサイトのコーディングを見直す

まずは内部SEOを整えるため、Webサイトのコーディングを見直しましょう。GoogleクローラーがWebページを発見し、ページを巡回しやすいよう整える作業です。

Googleのガイドラインに沿っているか、内部コードを見直してください。

良質なコンテンツを作成する

次に、自分たちの見込み客が抱える課題を解決できるような、良質なコンテンツを用意します。

従来の顧客からよく質問されること、市場調査をした際に多く見つかった課題などを解決する情報を、専門的な視点から解説するコンテンツを作成しましょう。

コンテンツとキーワードを最適化する

作成した良質なコンテンツを、読者の課題を具体化した検索キーワードに対して最適化します。

まずは<title>タグと<h1>タグに、キーワードを含めることが大切です。次に<h2>〜<h5>の見出しタグも、読者の課題を解決できる順序で並んでいるか確認しましょう。

ユーザビリティの高いサイトになるよう調整する

SEOを改善するには、速いページスピードやレスポンシブデザインを実現した、ユーザーにより良い体験を提供するWebサイトに修正することが大切です。

コンテンツを公開した後、ユーザー行動の分析結果やコアウェブバイタルの数値などを確認しながら、適時Webサイトのコーディングを修正していきましょう。

情報の信頼性を明示する

SEOを改善するには、ユーザーに信頼してもらうための情報を公開していくことも大切です。

記事コンテンツに著者・監修者情報を掲載することをはじめとして、プライバシーポリシー、コンテンツ制作ポリシー、利用規約などを伝えるページを作成することも大切です。また会社情報や運営社情報ページでは、経歴や受賞歴など専門性を示せる情報を記載しましょう。

読者からも検索エンジンからも信頼されるWebサイトを作っていくことが大切です。

被リンク・サイテーションを獲得する

さらにSEOを改善するには、被リンクやサイテーションを獲得することも大切です。

たとえば新商品の情報に関するプレスリリースを発行して、多くのニュースメディアに知ってもらうのは定番の方法です。ニューアスメディアに紹介してもらうときに被リンクを獲得できる可能性があります。またSEOが改善されて良質なコンテンツへのアクセスが増えると、自然とそのコンテンツの引用リンクが増える可能性もあります。

Web上で話題にあがることを「サイテーション」と呼びますが、リンクほどではなくともSEO改善に効果があると言われています。

信頼されるサイトを目指していくことで、結果的に被リンクやサイテーションを獲得でき、よりSEOの改善につながっていきます。

SEOの関連語句

最後に、SEO対策を行う上で知っておきたい関連語句をまとめました。

E-A-T(専門性、権威性、信頼性)

Webページのランキング指標として大切な「専門性、権威性、信頼性」を、まとめてE-A-T(イーエーティー)と呼びます。

  • Expertise(専門性)
  • Authoritativeness(権威性)
  • Trustworthiness(信頼性)

これらE-A-Tはランキング決定指標において重視していると、Google社も公言しています。

システムは、関連性のあるコンテンツを特定した後、最も役立ちそうなコンテンツを優先しようとします。そのために、どのコンテンツが専門性、権威性、信頼性を示しているか判定するために役立つシグナルを特定します。

出典『Google検索の仕組み

YMYL(Your Money or Your Life)

YMYLは「Your Money or Your Life」の略称で、人々の健康、経済的安定、安全、または福利に重大な影響を与える可能性の高いテーマを指します。

YMYLに属するテーマについてGoogleはことさら慎重に取り扱っており、該当するテーマを公開しているサイトに対しては、より高いE-A-Tが求められます。たとえば医療分野の情報は信頼性の高い医療機関が発信するべきで、素人の個人が発信すべきではないという考え方です。

2022年7月28日に改訂されたGoogleの検索品質評価ガイドラインによると、そのトピックスがYMYLかそうではないか判断できない場合は、下記2点で判断するように言及されています。

注意深い人なら、専門家や信頼できる情報源を探そうとするトピックスですか?また、その情報の不正確さは危害をもたらす可能性がありますか?

YMYLだと判断できます。

そのトピックスは、ほとんどの人が何気なく友人に相談して解決できることですか?

おそらくYMYLではありません。

スパム

スパムとは、不正行為や偽装行為によって検索順位を操作しようとする行為のことです。

スパムサイトはユーザーのためにならないという考えから、Googleはスパムに対しての取り締まりを厳しくしています。検索アルゴリズムによって弾く仕組みを用意しているほか、スパム対策チームが手動で処理をすることもあります。

具体的には、下記のような行為などが「スパム」と呼ばれます。

  • 別のWebサイトから大量の被リンクを送って評価を上げようとする行為
  • 競合サイトに悪質な被リンクを送って評価を下げようとする行為
  • ワードサラダと呼ばれる、意味を持たないキーワードを詰め込んだWebページを作成して検索上位表示を目指そうとする行為

また2022年8月からは、英語圏で「helpful content update」が展開されました。日本では「お役立ちコンテンツアップデート」と呼ばれ、これにより偽レビューサイトや専門性の低いサイトはより検索順位が上がりにくくなるとされています。日本での実装は未定ですが、今後実装されることが予想されます。

質の高いWebコンテンツ制作がSEOに繋がる

SEOは、突き詰めれば突き詰めるほど奥が深い技術です。

とはいえ根本的には、ユーザーにとって良質なコンテンツを制作することがSEO対策に繋がります。

基本的な内部SEO対策は必要ですが、ユーザーにとって価値あるコンテンツを制作できていれば、SEOは後からついてきます。まずは読者や顧客と向き合い、より良いコンテンツを作っていきましょう。

当ページの参考文献

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この記事を書いた人

とある企業でインハウスSEO担当をしています。個人サイト規模でも活かせるWeb分析に関するナレッジを、メモ代わりにお届けしています。

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