Googleタグマネージャー(GTM)の権限付与・変更方法

Googleタグマネージャー(GTM)の権限設定では、「アカウント権限」と「コンテナ権限」が別だと理解しておくことが大切です。

「権限付与しました」
「コンテナ権限も承認レベルでください」
「?すでに権限は付与しているのですが・・・」

というやり取りが、おそらく世界中でおこなわれていることかと思います。

権限付与やアカウントの招待、権限変更の方法についてわかりやすくまとめましたので、GTMの権限まわりでトラブルがあった際にお役立てください。

目次

\ 筆者情報 /

たくろー
くくのち管理人・SEOマニア
とある企業でインハウスSEO担当をしています。当サイト「くくのち」では、個人サイト規模でも活かせるWeb分析に関するナレッジをメモしています。記事内容でわからないことがありましたら、ぜひ気軽にお問い合わせください。できるだけお答えいたします。

Googleタグマネージャー(GTM)の権限の種類

Googleタグマネージャーでは、付与された権限によってできることが異なります。

権限には「コンテナ権限」と「アカウント権限」の2種類がありますので、まずはその違いを知っておいてください。

コンテナ権限

コンテナ権限は、GTMのコンテナ単位の編集権限です。下記の種類があります。

  • アクセス権なし = そのコンテナ内を一切見れない
  • 読み取り = コンテナ内のタグ、トリガー、変数を見れるが編集できない
  • 編集 = コンテナ内でワークスペースを作成したり編集したりできるが、バージョン作成や公開ができない
  • 承認 = バージョン作成や編集はできるが、公開できない
  • 公開 = 公開まですべて自由におこなえる

個人で運営するだけであれば、公開までのすべての権限を持っていれば問題ありません。

チームで運営する場合、リーダーなど責任者が公開権限を。メンバーや外部業者には承認までの権限を渡すような運用が一般的です。

アカウント権限

コンテナ権限とは別の概念として、「管理者」と「ユーザー」といったアカウント権限の区分があります。

  • 管理者 = 他のユーザーを招待したり権限を変更したりできる
  • ユーザー = ユーザー管理はできない

たとえば管理者だからといって、無条件でコンテナ権限が「公開」まで付与されるわけではありません。

「管理者アカウントなのに読み取りしかできない」といった設定にもできてしまいますから、必要な権限を必要なだけ渡すように注意しましょう。

Googleタグマネージャー(GTM)の権限付与(招待)方法

ここでは、GTMで権限を付与する(アカウントを招待する)方法を解説します。

アカウント権限を付与する方法

もっとも基本的な権限付与方法が、アカウント単位で設定する内容です。

アカウント権限の付与とコンテナ権限の付与が同時にできますから、基本的にはここから設定することをおすすめします。

まずは下記、GTMの管理画面へログインしてください。

歯車マークの右の「…」①を押し、「ユーザー管理」②へ。すると下記の画面に。

右上の「+」③から「ユーザーを追加」④を押します。すると下記の画面へ。

権限を付与したいGメールアドレスを入力し、付与したいアカウント権限を設定して右上の「招待する」を押すと、あらたなGoogleアカウントに権限を付与できます。

「アカウントの権限」の項目では、ユーザー権限の設定まで任せたい場合は「管理者」にチェック。そうでなければ「ユーザー」にのみチェックしましょう。

コンテナ権限を編集する場合、それぞれ個別のコンテナの「なし」となっているところをクリックして下記の画面へ。

必要な権限にチェックを入れて、招待しましょう。

招待したGoogleアカウントがGoogleタグマネージャーにログインし、招待を承認すれば権限付与が完了します。

コンテナ権限を付与する方法

権限付与する相手のアカウント権限が「ユーザー」で問題ない場合、コンテナ単位で設定して権限を付与することもできます。

まずはGTMの管理画面へ。

アカウント単位の設定とは違い、権限を付与したいコンテナの行にある「…」①を押し、「ユーザー管理」②へと進みます。

すると下記の画面へ。アカウント設定とは違い、左上のタイトルが「コンテナの権限」となっていることを確認してください。

右上の「+」③から「ユーザーを追加」④へ。すると、下記のようなシンプルな招待画面になります。

アカウント単位の設定とは違い、あくまでコンテナ権限だけを設定して招待できる方法です。

GTMへの権限付与(招待)を承認する方法

権限付与されたアカウントは、その「招待」を承認する必要があります。GTMにログインすると、下記画面のように「招待」欄ができているはずです。

招待欄をクリックすると、下記の画面へ。

問題なければ「承諾する」を押すと、付与された権限にあった内容でGTMのコンテナやアカウントを操作できるようになります。

もしも身に覚えがない招待が届いていた場合は「辞退」を押すと、招待通知が無くなります。

Googleタグマネージャー(GTM)の権限を変更する方法

すでに招待されているGoogleアカウントの権限を変更する場合、アカウントかコンテナいずれかの「ユーザー管理」の画面から変更できます。

アカウント権限を変更する方法

権限を付与するときと同様に、GTM管理画面の歯車マーク横「…」①を押し、「ユーザー管理」②に進みます。

下記の画面で、権限を変更したいユーザーの設定に進みます。

権限を変更したいユーザーの行の右にある「…」③を押し、「ユーザーのアカウントの詳細を…」④へ進みます。

上記画面になるので、ユーザーの部分をクリック。(もしこのアカウントが管理者権限を持っているなら、ここが「管理者」になっています)

すると下記の画面へ。

ここで付与したい権限へチェックをつけて「保存」を押せば、アカウント権限が変更できます。

コンテナ権限を変更する方法

次にコンテナ権限を変更する方法をお伝えします。

前述したアカウント権限を変更する画面から、個別のコンテナの権限を設定できます。

下記の画面に進みますので、必要な権限にチェックをつけて保存を押せば完了です。

「ログインしても読み取り専用になっていて編集できない」というトラブルは、このコンテナ権限が「読み取り」のみになっていることなどが原因です。

アカウント権限だけでなく、コンテナ権限も適切に付与してください。

Googleタグマネージャー(GTM)の権限管理に関する注意点

Googleタグマネージャーは、アカウント権限が「管理者」に設定されているGoogleアカウントがいなくなると、それ以降ユーザーの追加・削除・権限変更などができなくなってしまいます。

たとえば法人内の一人の社員だけが管理者権限を持っていて、その社員が権限を渡さないまま退社してメールアドレスが消えてしまった場合。アカウントやコンテナを作り直すハメになるかもしれません。

個人運営のサイトで、万が一Googleアカウントのログイン情報を紛失してしまった場合なども同様です。一応注意しておいてください。

Googleタグマネージャー(GTM)の権限に関してよくある質問

「読み取り専用」になっていて編集できない

そのアカウントの編集権限を変更する必要があります。仮に管理者アカウントだったとしても、編集範囲が「読み取り」になっていると、編集することができません。

外部業者に権限を渡していいのか心配

編集権限が「承認」までなら公開はできませんから、致命的なリスクはありません。バージョン管理がされていますから、編集された範囲もすべて確認できます。ご自身で最終確認してから公開するフローを取ることをおすすめします。

招待されたはずなのにGTMが見れない

招待を承認していないか、招待されたGmailアカウントが間違っているかどちらかです。承認を忘れていることがほとんどですから、ログインして確認してみてください。

Googleタグマネージャー(GTM)の権限管理まとめ

Googleタグマネージャーの権限設定は、アカウント権限とコンテナ権限を区別して理解しておいてください。

適切に権限をあたえれば、複数人で効率よくサイト計測に関わることができます。

今後のサイト運営にお役立てください。

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この記事を書いた人

とある企業でインハウスSEO担当をしています。個人サイト規模でも活かせるWeb分析に関するナレッジを、メモ代わりにお届けしています。

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