プロジェクト
2012年春多摩美植樹祭―マウンド作り
posted on 2012/05/16
2012年5月12日(土)、翌週に控えた第3回植樹祭に向けての、マウンド作りを行いました。メンバーはモリプロジェクト関係者、そして進和学園の皆様と、総勢約30名。天気も快晴。最近はゲリラ豪雨や竜巻まで現れる不安定な天気が続いていたので、少々心配していたのですが、本番の植樹祭に向けて幸先良いスタートです。
まずは、昨年春、秋の2回にわたり植樹した木々の生育状況を確認。久しぶりに会う若木たちは、どれもすくすくと育っていました。

また、植樹時期が半年ずれるだけでずいぶんと大きさが違うことも確認。タブの木の、薄紅色の芽がひときわきれいでした。

一方、シラカシなど、少々生育の悪い木々もあり、心配な面も。最初の3年間は十分なケアが必要なので、これからの生育を願いながら、雑草取りです。
そして、来週の植樹予定地のマウンド作り。さっそく草むしりから始め、土起こしを行いました。

何気ない草の根が意外にも深く、抜き取るのに苦労したり、土起こしでは、巨大なミミズたちに次々と遭遇したりと、マウンド作り初参加のレポーターはいろいろな発見がありました。たくさんの大きなミミズが出てくるということは、それだけ土がいいということの証明。打ち込む鍬の感触も思いの他やわらかく、好条件のマウンドになりそう。19日の植樹祭でこの土地に出会う新たな苗木たちも、しっかりと根付いてくれそうです。
午後には、ほっこりと土起こしされたマウンドに、進和学園さん特製、生ごみからつくった肥料エコバクターを散布。
並行して翌週使用する荒縄も用意しました。
そして、植樹後のマルチング(苗木の成長をうながすためにワラをしくこと)に必要な竹ぐいを要所要所に打ち込んで、準備完了。

雑草だらけだった斜面が、見事なマウンドとして整備されました。傾斜地での作業は、運動不足の体にかなりこたえましたが、作業の成果を目の当たりにし、疲れも吹き飛びました。進和学園のみなさん、そして参加いただいたみなさん、お疲れ様でした。
作業終了後は、芸術人類学研究所でミーティング。来週の植樹祭の詳細確認や、福井県ニソの杜のビデオ鑑賞。そこに取材対応のお仕事で新所長の鶴岡先生がいらっしゃいました。一同緊張の面持ちで初のご挨拶。鶴岡先生からは「木は天と地をつなぐもの。太陽のエネルギーを頂くだけでなく、それをまた天に返していく。植樹はそんなミッションももっているのでは」というお言葉をいただき、一同、植樹に向けての気持ちを新たにいたしました。それでは、来週の好天と、植樹祭の成功を皆で祈りましょう!(ハシ)
どんぐりハウスでの苗木作業 第1回レポート
posted on 2012/04/21

苗をお嫁入りさせてからほぼひと月が経った2012年4月14日土曜日、苗木の整理をしに平塚の進和学園さんに伺いました。
モリプロジェクトのメンバーは前回の訪問(2011年7月23日)と同じようにJR平塚駅と小田急・鶴巻温泉駅に分かれて朝10時に集合。進和学園さんの車で迎えに来ていただき、一路「どんぐりハウス」へと向かいました。少々お天気が悪かったのですが、300坪ものビニールハウスの中ですから大丈夫。「日が当たらないので、今日はかえって作業がしやすいですよ」と、今回の苗木の整理イベントを企画してくださった進和学園の出縄さんもおっしゃっていました。

その大きなハウスの中で、私たちの苗はとてもいい場所にすかーんと一列、贅沢に置いていただいていました。わあ、嬉しい。しかしどうも、整然とした他の列とは違う……。
「なんだかごちゃごちゃだー」

3月のお嫁入りの際、「迅速第一」でトラックに運び込んだ結果がこれ。そう、苗木の移動をする前に、樹種を確定して分類しておくべきだったのでした。植樹のとき、1平米2〜3本の苗を混植密植で「まじぇて」植えるためには、その前にきっちり苗木の樹種を整理しておくことが大切なのだと実感しました。
ということで今回の作業の目的は「樹種の確定と樹種ごとの取りまとめ」です。
まず、乾燥防止のマルチング代わりに土に被せていた枯葉を取り除き、雑草を抜くところからスタートしました。腐っていない枯葉は虫がわきやすいので撤去。小さなポットの小さな雑草も、苗の成長には邪魔になります。
取り除いた枯葉と雑草は腐葉土にするとのこと。さすが!

ん? なんだか同じ種類の草がたくさん生えている、とさくさく抜いていたら「それはヤマブキかも?!」の声が。多摩美の苗置き場の近くにあったヤマブキから種が飛んできたのかもしれません。「もうけー」とばかりに、あらたにひとつ、「ヤマブキ?」のトロ箱を作りました。
ここで早くもランチタイム。車に分乗して、「しんわルネッサンス」へとお昼をいただきに移動します。

この日のお昼は進和学園の就労支援施設のひとつ「サンメッセしんわ」で作られたパン。一人4つまで選べるのですが、あんまり種類が多く、どれも食べてみたくて、みんな迷う迷う。それぞれ具を贅沢に使った、とても美味しいパンでした。
平塚市内の「プチ・ブーケ」で買うことができるそうですよ。

1時間ほどの休憩のあと、創意工夫溢れる施設や、植樹後6年の進和学園の森をご案内いただいてから、ハウスでの作業に戻ります。
午後はまずポット苗やトロ箱にあらためてモミガラでマルチングしていきました。ある程度育っているものはいいのですが、まだ芽が出ていなかったり、出ていても小さかったりするものには、土の上にモミガラをかけていきます。そういえば植樹の時はワラでマルチングします。なるほど、マルチング用材はこういう「乾燥したもの」がいいのか〜。ひとつずつ学んでいきます。
ここまでの作業の中でも、名前がわかる苗にはネーム・プレートをつけていきましたが、さらに樹種の特定を進め、それを取りまとめていきます。「ツバキ」「シャリンバイ」「タブ」「イロハモミジ」「スダジイ」「これは?」「う〜ん、もう少し大きくならないとわかんないかな」と選別していく先輩を憧れの目で見つつ、「これとこれは同じだな」と神経衰弱ゲームをしている初心者がいたりするのんびり加減がモリPJらしさかもしれません。

最後に水はけをよくするため、苗の入ったトレーをすべて空のトレーに載せてかさ上げし、今回の作業はおしまいです。
進和学園さんの苗のようには行きませんが、最初に比べたらずいぶん整理されました。

植樹の技術はこうやって少しずつ、モリPJに流れ込んできています。進和学園さんでの次の作業は6月を予定しています。秋に蒔いた「2011年の種子(たね)」たちも芽を出していて、次に会うのが楽しみです。どうぞ気軽にご参加ください。
最後になりましたが、植樹シーズンを迎えご多忙中にもかかわらず、おおらかに温かく迎えてくださいました進和学園のみなさまに心よりお礼申し上げます。ありがとうございました。
和気藹々とした楽しい一日でした。 (ナ)
なお進和学園の就労支援施設については昨年のレポートで詳しくご報告していますので、ぜひご覧ください。

また進和学園では「いのちの森づくり友の会」として基金を集めていらして、主に、公共スペースの森林再生・緑化のための苗木代金及び植樹・育樹(除草)作業の費用に充てていらっしゃいます。皆さまのご協力をお願いいたします。
春の多摩美植樹祭のお誘い
posted on 2012/04/07
2012年・春の多摩美植樹祭の日程が確定しました。
どなたでもご参加いただけるイベントです。ふるってご参加ください。ご参加いただける方は
kukunochimori@gmail.com
までご一報ください。

↑昨年秋の植樹祭の様子
多摩美術大学八王子キャンパス アクセス
http://www.tamabi.ac.jp/access/
1.マウンドづくり(植樹地を掘り起こして土を軟らかくする作業)
5月12日(土) 雨天決行。
橋本駅9時30分発のバスに乗って、芸術人類学研究所に集合。
八王子駅などからの方も、10時前に研究所に到着できる時間におこしください。
芸術人類学研究所は多摩美術大学八王子キャンパス内、メディアセンター棟4Fにあります。
http://www.tamabi.ac.jp/prof/facilities/h_facility.htm
汚れてもいい服装と靴(長靴など)、雨模様の場合はぬれても大丈夫な格好をご用意ください。
(研究所で着替えはできます。)
持ち物:ゴム手袋か軍手、汗を拭くタオルか手ぬぐい、泥汚れを拭く布、など。
力仕事ですが、非力な方でもできる範囲で参加可能です。
午後までかかるかもしれませんが、午前中だけの参加もOKです。
2. 植樹祭
5月19日(土) 雨天決行。
11時に多摩美術大学正門のバス停にご集合ください。
係が植樹地にご案内します。
(橋本駅10時50分発のバスにお乗りください。)
室内での着替えはできませんので、
あらかじめ汚れてもOKな服装と靴(長靴など)でおこしください。
持ち物:ゴム手袋か軍手、汗を拭くタオルか手ぬぐい、泥汚れを拭く布、など。
雨模様の場合はレインコートなどをご用意ください。
植樹地はきつい斜面です。滑りにくい靴をご用意ください。
植樹祭は午後1時くらいまでに終了予定。
引き続き芸術人類学研究所にて直会(なおらい=打ち上げ会)を行います。
こちらにご参加希望の方は必ず、5月12日までにメールでお知らせください。
なお直会は参加費(軽食代)として500円頂戴いたします。
皆さまのご参加をお待ちしています。
kukunochimori@gmail.com
苗木の嫁入り(引越し)レポート
posted on 2012/04/07
2012年3月17日小雨降る中、苗木たちがお嫁に行きました。
平塚の進和学園さんの苗木ハウスに引越しさせていただいたのです。これから苗木の普段の世話(主に水やり)をお願いすることになりました。この苗木たちを仲立ちに、今後モリプロジェクトメンバーは定期的に進和学園さんにお伺いして、株分け、種子採集、種まきなどを行い、植樹活動における協働の形を探っていきます。
苗木は(あたりまえですが)生きて育っているのだから、土が乾かないように夏場はとりわけ、他の季節も日々の水やり配慮が欠かせません。社会人メンバーと学内のメンバーがバランスをとりつつ持続可能な、苗木の世話をする方法が他にないものかと、プロジェクト内では常々話題になっていました。今回進和さんにご相談したところ、太っ腹の助け舟を出してくださったのです。
昨年の植樹祭開催当初から、苗木提供、植樹方法指南、人手補助など、進和学園さんはモリプロジェクトの師匠かつ強力な後ろ盾として惜しみなく援助してくださいました。今回もトラックで苗木を迎えに来てくださったうえに、学園の育苗ハウスの一角にモリプロジェクト用の場所を設けてくださるという多大なご厚意をいただきました。メンバー一同心より感謝申し上げます。
さて、当日は午前中に集合。まずポットトレーのごみなどを軽く払って、トラックに積みやすい場所まで移動します。


芸術人類学研究所のベランダ用に一部を取り置いた後、ポットがぎっしり並んでいた苗木置き場跡をすっかりきれいに掃除しました。


あんなにたくさん苗木があったんだ。この細い道の土を踏みしめて、皆で株分けしたポットトレーを運んだ。ホース取り付けで一騒ぎしたよね。夏には汗をたらたら流して水やりをした。去年は暑かったよなあなどと、思い出の多い場所。絵画棟横の通路は何事も無かったかのように元通りです。
さて、この場所でメンバーたちが共有した記憶は、果たして未来のモリにどんな形で繋がるでしょうか。なにはともあれ、ここで育った苗木はこれからも成長し続け、現実の中にぐんぐん生命の領域を広げていきます。私たちが目指しているモリの形のおおもとは、モリが生まれる前からすでにこの世に存在し変化し続けているということでしょうか。
考えてみれば不思議なことこのうえありませんね。
研究所で昼食をとり、午後は進和学園さんのトラックを迎えて苗木の積み荷作業です。トレーやネットに入れて次々に運びます。先達は熟練の技。年季の違いが出るところです。黙々と作業に励むメンバーたち。完了。達者でねー。すぐに会いに行くからねー。

泥で汚れたピロティーをせっせとお掃除。完璧終了です。ぴかぴかです。

短いミーティングの後、うっかりバスを逃してしまいました。「歩こうか。」
苗木嫁入りの余韻を胸に抱き、これからのことなどあれこれ話しながら
皆で橋本駅まで歩きました。
みなさま、お疲れ様でした。(植)

「2011年の種子(たね)」第二回種まきレポート
posted on 2011/12/17

2011年12月10日、快晴!
今年最終の種まきは、冬の寒さにもめげず、とてもにぎやかでした。
手順は前回と同じです。
持ち寄った種を確認します。
ドングリの時期はほぼ過ぎて、今回はいろんな色や形が楽しい、
他の様々な実が主役です。
ウバメガシ、モチノキ、サカキ、カクレミノ、
トベラ、マユミ、ネズミモチ、マンリョウ、ナンテン……
赤い実の色が、中でも可愛らしく目立ちます。
鳥たちからはどのように見えているのでしょう。

黒土と腐葉土を2:1で混ぜ合わせ。

水はけを考えてトレーの底に砂を敷きます。
土を入れて、種を播いて、軽くそっと土をかぶせ、
採集した木の名前を記した名札をつけて、落ち葉で表面を覆います。
冬越しの用意ができました。
種たちもメンバーたちも、これで一安心。
ドングリは殻斗(かくと:帽子状の部分)をはずした方が、
またドングリ以外の木の実は、外皮をむいた方が発芽率がよくなるそうです。
外皮がついたままの種もあったので、一部比較のため試しに植えてみました。
来春の報告をお楽しみに。
ミーティングをした後、先日の植樹地を見に行きました。
落ち葉がどっさり紅葉も色鮮やか、12月なのに秋深しといった趣でした。
多摩美の林に生息するトラ……じゃなくて、
学生さんたちの愛猫も木漏れ日に溶け込む風情。
植樹の時に敷いた藁が土に馴染みつつあります。
ふかふか豊かな土を棲家に、苗木たちはしっかり根付いて育っています。
夕方からは橋本で打ち上げ会。
今年を振り返り、モリについての話題満載おしゃべり全開、大盛り上がりでした。
大災害のあったこの2011年を決して忘れず、次の年の希望を生み出したいと
「望年会」の言葉が巷では交わされているらしいですね。
来年もモリPJはさらに活動を展開していきます。折々の企画にこぞってご参加ください。
今年一年協力していただいた皆様、参加していただいた皆様、
本当にありがとうございました。
どうぞ、よいお年をお迎えください!(植)
白金自然教育園の森歩き
posted on 2011/12/10
2011年12月4日(日)、前日の雨を忘れてしまうかのような晴天のもと、
くくのちのモリプロジェクトや他の植樹グループの有志が集い、
白金自然教育園の森歩きツアーをいたしました。
都会の真ん中で、思いのほか豊かな森の秋を楽しめる、素敵な散策地でした。

ツアーのプロデュース(?)は植樹の道では知らない人のいないK田さん。
年間1000円のフリーパスをお持ちで、
自然教育園の魅力を知り尽くす彼女のご案内と至れり尽くせりのプランのもと、
のんびり歩きながら、目に付いた木や木の実の名前を教えてもらったり、図鑑で調べたり、
他愛なくあれやこれやお話ししたり、とってもリラックスした時間でした。
K田さんが森の中の石のテーブルに温かいお茶とお菓子を用意してくださって、
アリスのお茶会風のひと時があり、自己紹介しながらほっこりしました。

自然教育園は中世は地方の豪族の館、江戸時代は松平讃岐守の
下屋敷だったとのことで、その時代時代の記憶を土地にとどめながら、
現在、豊かなモリが広がっていました。
土地本来の木々が繁茂するなか、お大名の庭園の名残の松が
大蛇のようにうねりながら光を求めて伸びていました。

お昼は自然教育園からほど近い、K田さんが「ツリーカフェ」と呼んでいる森風カフェ
「アーヴィングプレイス」で美味しい食事をいただきながら、
さらにいろんな話題で盛り上がりました。
こんなに大きなスダジイ見たことない……!という樹齢300年と思しき
化け物スダジイやアカガシに会える白金自然教育園。
まだいらしたことのない方はぜひ足を運んでみてください。
自然教育園のHPのトップの写真も必見です。
http://www.ins.kahaku.go.jp/
2011年の種子(たね)多摩美植樹祭 その2 植樹祭レポート
posted on 2011/11/19
多摩美芸祭での『植樹マンショー』で、モリプロジェクト(PJ)は大いに気分が湧き立ちました。
「お祭り」は生命力をパワーアップ!

フンガー大王(写真左)の中身はなんと、モリPJの長崎隊長です。
学生キャストのみなさんがはじけてくれたことがとってもよかったとは、
メンバー参加者、裏方(縁の下の力持ちさんたち)の一致した感想でした。

そのショーの活力を維持したまま、午後は植樹地のマウンドづくり。
少々人手不足気味にもめげず、植樹マンの舩木さんや輪王寺の日置道隆住職までお手伝い
くださり、5時近くまでかかってなんとか植樹地を開墾し終えました。
参加された皆様、ありがとうございました。お疲れ様でした!
*****
そして2011年11月12日、お天気にも恵まれ、多摩美第2回植樹祭を迎えました。
進和学園さん(http://www.shinwa-gakuen.or.jp/inochi_no_morizukuri)が今回も準備段階から
協力してくださいました。春の植樹祭に引き続いて、進和学園「いのちの森づくり基金」より、
350本の苗木や稲藁等をご寄贈いただきました。「いのちの森づくり基金」にご寄付なさっている
(株)サン・ライフさんの方々、広報などで縁あった一般の方々、メンバーの友人知人も、
たくさん参加してくださいました。
強力助っ人の植樹指南「たまもり」チームさん、モリPJメンバー全員を合わせると、
なんと前回の倍近い人数、盛会でした!

まず、植樹苗の仕分け。

仕分けした苗を数日雨が降らなくても大丈夫なようにカゴごと水につけて吸わせます。

低木エリア、高木エリアに分けて苗木を配置して準備完了。
後の流れは第一回と同じです。

隊長、出縄さん、開会のご挨拶。樹種説明、木の名前を3回唱和。
2回目の植樹だから、最初ほどは照れくさくないです。
儀式には慣れがありますけど、初心忘るべからず。心を込めて呼びかけます!

苗木植樹方法説明。斜面地なので藁の敷き方は、流れないように横向きの配慮が必要です。

いよいよ植樹開始。間隔を取りながら、思い思いに苗木を混植していきます。
経験者によると、この斜面は植樹地の中でも結構キツイ勾配だそうです。

藁を敷いて、縄掛けをして、植樹完成!

宮古島特製「ニコニコ太郎」を苗木のお神酒に。参加者全員ニコニコです。

その後、芸術人類学研究所で、にぎやかに直会(なおらい:打ち上げ食事会)。話が弾みます。

青森の木村秋則さんが自然栽培した「奇跡のリンゴ」を長崎隊長が差し入れ。
自然の酸っぱさが美味しい!

初参加、楽師カリンバSage さん自作(!)のカリンバ。心和む優しい自然の音色です。
神社、民俗学関係の本を執筆されている、芸術人類学研究所特別研究員の畑中章宏さんも
参加されました。
神社の森見学会コラボの企画も実現しそうです。

進和学園さんや植樹マンショーにご協力くださった方々へのお礼は
特製の「植樹マン・キットカット」!
あちらこちらで鳥のさえずりのようにいろんな話題が繰り広げられ、
参加してくださった方々一人一人の存在が粒子のように、その場の力を生み出しているのだと
感じられました。

モリPJは、2010年7月に発足しました。その後少しずつスパイラルを描くように成長しています。
ここに至るまで、その時々でモリPJに関わってくださったみなさまの存在が、糧となりました。
その日その時、共に場をつくり、PJの形のみなもとに力を注いでいただいたことを、
心より感謝申し上げます(植)。
2011年の種子(たね)多摩美植樹祭その1 植樹マン登場!
posted on 2011/11/10
全国各地の植樹祭で大活躍している『森の精霊・緑の戦士 植樹マン』がタマビにやって来た!
2011年11月4日に多摩美術大学芸術祭で開催された、植樹マン×タマビの学生達×くくのちのモリプロジェクトのコラボによるスペシャルイベント・植樹マンショーの模様をレポートいたします。
植樹マン(詳しくはこちらをチェック→http://shokujuman.com/index.php)とは…御神木から芽生え、いのちの森づくりが自らの使命と悟った生命体。みどり豊かな文明を未来に残すため、木々を植える植樹マンの前に次々と敵が立ちはだかる。あふれる愛を胸に、夢と勇気と希望をもって戦い続ける緑のヒーローである。

▲タマビ校内に配布した植樹マンショーのチラシ。合言葉はラヴ・アンド・ツリー!
【Story タマビ芸祭バージョン】
ふるさとの木を植えて、いのちの森を作るのになみなみならぬ使命感を抱く、だけどちょっとエッチな植樹マン。
植樹マンはふるさとの木を植えるため多摩美術大学の芸術祭にやって来た。しかし、タマビの学生達は悪のフンガー大王によって、何に対しても無気力でスマートフォンをひたすらいじる「スマホズ草食系男子」へと洗脳されてしまい、フンガー大王の思いのままと化していた。
そこで、植樹マンは愛とエロスの力によって、フンガー大王に立ち向かい、タマビの学生と共にいのちの森を作るのであった。

▲多摩美にやって来た植樹マン。ベリーダンス同好会の官能ダンスに植樹マンはいきなりメロメロ…

▲浮気性な植樹マンにプンプン!森の少女・楓(かえで)ちゃん。今回は女子高生バージョンで

▲フンガー大王(中央)、ドロンジョ(左)によって無気力スマホズ草食系男子にされてしまった学生達(右)

▲ドロンジョの悩殺ダンスによって骨ヌキにされる植樹マン

▲ベリーダンサーズのセクシーダンスで復活!もっこり元気100倍!

▲エロス100倍になった植樹マンにドロンジョは魅了されてしまう。「植樹マン、素敵」

▲植樹マンとフンガー大王の一騎打ち。「必殺グリーンレボリューション!」

▲スマホズ男子の洗脳も解け、倒れたフンガー大王に優しく手を差しのべる植樹マン。「一緒に木を植えよう」

▲最後の決めポーズ。「明日の君を口説くのは僕だ!…いや、明日を植えるのは君だ!」

▲植樹マンショーのキャスト&スタッフ一同
短期間の準備にもかかわらず、奇跡的なまでのハマり配役と学生キャストの皆さんの凄まじいパフォーマンス&セッションのおかげで観客にも大ウケ、一座建立の素晴らしい舞台に仕上がりました。
誰もの想像を超えた(たぶん)その出来に、夜の打ち上げまでチョット興奮状態…!?
今回のこの舞台は植樹マン生みの親・仙台輪王寺日置道隆住職、植樹マン役の俳優・舩木壱輝さんの多大なるご支援ご協力がなければ実現できませんでした。心よりお礼申し上げます。
このショーの目的は次週タマビで行われる植樹祭の告知とモリプロジェクト学生メンバーの募集だったのですが、果たしてその成果はいかに?
舞台の余韻もつかの間、昼食をはさんで、このまま次週の植樹祭用のマウンドづくり(植栽地の開墾)に向かうメンバー一同なのでした。(つづく)(F木)
「2011年の種子(たね)」第一回レポート
posted on 2011/10/29

小雨模様の10月22日(土)、多摩美で今年第一回の種まきが行われました。

最初に、くくのちのモリプロジェクトの長崎隊長より、
「2011年の種(たね)」のキックオフ挨拶がありました。
2009年、隊長がたった一人で、ドングリの種を播くことから始まって、
2010年夏にモリプロジェクトは発足しました。
去年の秋はメンバーもまだ少なく、種子を拾って研究所に届けるだけで精一杯。
種まきをお手伝いしてくださった初期メンバーの皆さん、ありがとうございました。
種子を集め始めてみると、木々の枝から溢れるように湧き出る、様々な形や色、
その無限かと思われる命の有様に、改めて心揺るがされ目を見張ったものでした。
「種子からモリへ」は最初からプロジェクトの合言葉だったのです。
一年後のこの秋、プロジェクトも徐々に成長しメンバーも増えました。
ほとんどのメンバーズにとって、今回は記念すべき多摩美での「種まき初体験」です。
そしてこの2011年に、私たちにとって、この列島にとって、さらに人類にとって、
本当に大変な出来事が起こってしまいました。
自然と人間との関係は、かつてない深刻な事態に直面しています。
私たちが「人」と「モリ」との繋がりについて、今まで考えようとしてきたことを、
これからはさらに深く、何度も何度も「いのち」の根源から捉えなおすことになることでしょう。
3月11日以来いろんな思いが降り積もった心と共に、このHPを訪れてくださるみなさんが、
また見に来ようと感じていただける場所が生まれることを、プロジェクト一同は願っています。

さて、今回は皆が各自で拾った種子を持ちより、トロ箱に播くことにしました。

小雨を避けて庇のある場所をお借りし、種子を分類します。
お、結構たくさん集まったね。

何だかどの子も可愛い。「つやつやころころしてる」「ちょっと色が違うね」
「この木の実の名前は?」「どこの神社で拾ったの?」
作業はにぎやかに進みます。コーチは経験豊富なHさん。


「このくらいほっこら土を入れて」「種を播きます」

「種が軽くかぶるようさらに土をふんわり」
全部播き終わりました。台車に載せて苗木置き場に移動。

落ち葉を優しく上に乗せて、後は時々水やり、ほかは自然に任せて、春の芽生えを待ちます。

「できたよー」「くくのちー」「2011年の種(たね)まきー!」
皆さんお疲れ様でした。

その後、先日草取りをした苗木たちの様子を見に行きました。「うん、いきいき成長がいいね」
「シャリンバイの苗木にもう実がついている」
「いろは紅葉の種発見!綺麗な肌色だー」「風媒花だっけ」
次回の植樹予定地は、秋の業者さん大学恒例委託で、大部分の雑草は刈りとられていました。
「よかったー」「マウンドづくり4日にできるね」
作業場所に帰って、水を流して泥を落としお掃除、道具類を洗って綺麗に片付けます。
「雨は止んだようだね」
おなかぺこぺこメンバーズは、学食のテーブルに集まって歓談しながら、
美味しい昼食をいただきました。

学食入り口横で猫ちゃん小屋発見~!つやつや丸々、どんぐりねこ版!
午後は研究所に移動してミーティング、主な議題は学祭の「植樹マンショー」でした。
隊長執筆によるお茶目な台本も完成、素敵な共演者さんたちが集まってくださいました。
PJ初のお祭りです。どうぞお楽しみに。(植)




