くくのち通信:講座レポート

くくのち農講座(1) レポート

posted on 2009/07/24

7月18日のくくのち学舎のはじめての開講日、二つ目の講座はくくのち農講座
これからはじまる農シリーズのイントロダクションとして、まずはくくのち事務局の天野さんから、くくのち農講座のこれからの展開について説明がありました。

最近ブームになりつつある農業ですが、くくのち的にどういったアプローチをしていくのか? 重農主義や植物の神話、農業と舞踏の関係などの思想的観点から、実際の農業の現状と、半農半Xとしての関わり方、実践やワークショップなども展開して行きたいという話。

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続いて今回の講師、小平勘太さん。
京都大学農学部在学中は稲の品種改良を専攻し、その後、University of Illinois at Urbana-Champaign の大学院に在籍。帰国後はコンサルティングファームで勤務のあと、農業を新しいビジネスとして捉えなおす試みを続けているオリザ合同会社の立上げに参加しました。

まずは小平さんの自己紹介のあと、受講者の方々も簡単な自己紹介。
食について興味がある方、くくのちのはじめての講座なのでとりあえず来てみた人から、霞ヶ関からいらっしゃった方、農学部の学生、デザイナーさんなど、多彩な受講者の方々の問題意識などが語られました。

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本日のテーマは、高齢者の多い専業農家に対して、若い人たちに多い半農半Xについて。本業は別にありながら、どう半農半Xを成立させていくのか、専業農家との軋轢などについて、データも駆使しながら解説されました。

もう一つは有機農法について。99%の農家が農薬を使う理由や、ほんとうに有機農法は安全でおいしいのか、生物毒と安全性についてなど、科学的な観点から考察していきます。

最後に、参加者の問題意識が高いことから、次回以降はディスカッションももっと積極的に取り入れて行くことがアナウンスされ、終了しました。