講座

ナナムイの神々と聖なる森 終了

くくのちの森プロジェクト(1)

古来より森は日本人の精神性を作り上げ、私たちの信仰と深いつながりを保ち続けてきました。くくのち学舎では、その森をいま新たな形で蘇らせる新しい森作りプロジェクトを進めています。今回は、くくのちの森プロジェクトの第一回目の講座として、南西諸島の民俗宗教に詳しく、宮古島の「ナナムイ(沖縄県宮古島西原地区の祭祀組織)」の研究を続けられてきた平井芽阿里さんをお招きして、南西諸島での人間と森(御嶽・自然)の関係についてお話しをうかがいます。

森は生き物にとっても、環境にとっても欠かせないものです。しかし、私たちは、森をどうデザインし、森とどう付き合っていったらいいか、ということに明確な答えを持ち合わせていないかもしれません。私たちにとって、森とは何なのでしょうか。宮古島西原では、自然の入り口としての聖なる森で神々に祈りを捧げるのは、女性たちを中心としたナナムイとよばれる祭祀集団です。彼女たちは、神々が宿る森の中で祈り、歌い、踊ることで、御嶽を通じて神々と繋がります。この講座では、宮古島の森を知ることで、人間と森の関係を見つめなおし、植樹だけにとどまらない新たな森作りの理念を参加者と一緒に考えていきます。

講師

平井芽阿里

立命館大学大学院文学研究科史学専攻修了(2009年)。現在、京都大学大学院文学研究科グローバルCOE研究員。奄美、沖縄、宮古、八重山諸島を含む南西諸島地域の民俗宗教とコミュニティーの研究に従事。
http://www.gcoe-intimacy.jp/staticpages/index.php/hirai_ja

開講日時

2010年7月3日(土)18:00-19:30

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料金

2,000円(税込)